モロッカンオイル　シリコンとタール系色素について考えてみました

　
じゃじゃん。

ちょーっと流行りに乗り遅れた感がありますが、いまさらながらモロッカンオイルを使っています。
最近、グロッシーボックスさまのクリスマスパーティーだとか、東京コスメティックコレクションだとかの華やかなオフラインイベントで触れることが多くって。そんでトライアルサイズを2つ、いただいたの～。

良い評判をチラチラ聞く（ってか、これはモロッカンオイルが日本でのプロモーションに力を入れ始めたゼって事もあるんだろうけど）ので、嬉しいです。
　
　
まぁ～、というワケで、そんな風に話題のモロッカンオイルについて色々書きたいな、と。
　
もう、タイトルでネタバレしてしまっているの先に書いちゃいますが、中身、成分の話が中心です。
気になるシリコンとタール系色素について。

モロッカンオイル　トリートメントについて

　
タオルドライ後の毛先になじませる、洗い流さないヘアケアアイテム。
コンディショナー、スタイリング剤、フィニッシングとしても使えるモノ。

髪の毛に良いとされているアルガンオイルが配合されています。
　

　
トリートメントオイルの他、シャンプー、コンディショナー、マスクなどのベーシックなアイテムの展開もあります。

配合成分

さて、ここからが問題。

全成分は以下。
　
シクロメチコン、ジメチコン、香料、アルガニアスピノサ核油、アマニ油、赤225、黄204
　
成分は配合が多い順番で表示されているので、こちらのアイテムは、シクロメチコンとジメチコンというシリコンをベースに出来ている・・・という事になります。
アルガンオイル（4番目に表示されているアルガニアスピノサ核油がそれ）は、3番目の香料に次いで4番目に表記。
　
　
てな事でして、要するにこちらのオイル、シリコンオイルです。
ロレアルのミシックオイルと似た感じかしらん。

栄養を髪の毛に浸透させる・・・という本来の“ケア”って感じではなくって、髪の毛の見た目を良くしたり絡まりにくくしたりするモノというノリでしょうか？
なので寝る前に使ったりするよりも、お出かけ前のセット用、フィニッシュ用で使うのが良いかなぁ。

例えば、椿油みたいなモノをイメージして買っちゃうとガッカリしちゃうかもしれませんので、ご注意アレ。
　

　
そして着色料について。

こちらのアイテムには、赤225と黄204という成分が2つ、配合されています。
↓ こんな風に、飴色のオイルなんだけど、この色を綺麗に出すために配合されているっぽい。

問題なし！とは思っているのですが、それにしてもわざわざ着色する必要ないモノに着色するのが外国っぽい気がしますね。
＊ただこれは、日本人がタール系色素を嫌いすぎているという問題もあるかと。
以前、とある化粧品のお仕事で色のサンプルを海外にお願いした時の話なんですが、あちらの人たちはタール系色素をそこまで嫌っていません。「色付けはカルミンでお願いします」と言ったところ、逆にびっくりしていたそう。「そんな、虫の体液よりもタール色素の方が安全だよ！」という考えみたい。
　

使い心地

さっそく開けて使ってます。

シャンプーやコンディショナー、それから毛先の乾燥ケアもの（ヘアミルクが主）などには、できるだけノンシリコンのモノを使っている私ですが、殿方と会う前・・・などの見た目ケアにはシリコンオイルが有効ですね・・・。
なにせ、見た目が違う！やっぱシリコンすげぇ。

キュルリンッとした毛先のキューティクル～な感じとか。ぴょんぴょん飛び出た毛の始末など、完璧。

香料によってつけられている香りも、少し強い気もしますが悪くないかと。
ミシックオイルの香りが少しクセがある感じですので、どっちかっつーと、モロッカンオイルの方が使いやすいかも？

通常バージョンとライトについて

モロッカンオイル トリートメント、実は普通のバージョンと、「ライト」と名付けられた2種類あります。

ライトはその名の通り、軽い仕上がりになるもの。
配合成分をチェックしてみたところ、どちらも全く同じ並びだったので、入れるモノを変えているのではなくその量を調節して、仕上がりの差を出しているようです。

おそらく、ライトの方がシリコンの配合量が多いんじゃないかな？予想ですが。

モロッカンオイルのトライアルサイズ

　
今回、東京コスメティックコレクションでお土産にいただいたサイズ。
　

　
左が25ml。右が10ml。

ヘアオイルなので、実はこんくらいのサイズが嬉しいかも。
これでチェックして気に入ったら現品サイズgo！って感じでも良いかと。

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